
七夕さまですね。
お願い事しましたか☆彡
今日はおはぎのために、七夕と薬膳を組み合わせた、七夕ごはんを作りました🐾😊
実は、七夕と薬膳はとっても関係があるんです!
七夕さまの歌に、五色の短冊〜♬ってありますが、七夕はもともと中国の行事であったように、この五色は中国の五行説に由来しています。
五行説は薬膳のベースである中医学の基本的な考え方です。
五行説とは、自然界の万物は、
木・火・土・金,水
の5つの基本的な元素から成り立っているという考えで,季節や色や臓器や感情などに当てはめられます。
五行 季節 色 臓器(中医学) 木 春 青・緑 肝・胆 火 夏 赤 心・小腸 土 長夏(梅雨) 黄 脾・胃 金 秋 白 肺・大腸 水 冬 黒・青 腎 五色の短冊とは、この五行に当てはめられた色なのですね🎋
七夕は梅雨の時期になりますが、
例年,暑さが厳しくなり既に真夏の猛暑のようです。
おはぎが夏バテしないように、心を養生する食材、赤い食材を取り入れて作りました!
⭐︎豚肉のビーフン(苦瓜・パプリカ・卵)
⭐︎カツオフレークと野菜の甘酒寒天寄せ(オクラ・人参・ミニトマト・クコの実)
⭐︎すいか🍉
まだまだ続く暑い夏…
ペットたちが元気に過ごせますように🎋
薬膳の効能
薬膳では、五臓の「心」は精神活動を司ると考えられています。心臓の働きを助けるだけでなく、精神の安定や安らぎにも深く関係しています。
夏は五行の「火」に属し、心気に通じるため、特に心の働きが重要になります。暑さで消耗しやすい心気を補うため、苦味のある食材や、涼性・寒性の食材を積極的に摂ると良いです。
豚肉のビーフン…豚肉には補気・養血の効能があり、夏バテにはとても良いです。苦味のゴーヤ、卵には体を潤し、血を補う、精神を安定させるなどの効能があります。
カツオの甘酒寒天寄せ…カツオには補気・健脾・養血などの効能があり、暑さで消耗した気(エネルギー)を回復します。甘酒にはブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミンB群が豊富に含まれており、夏バテによる疲労回復や食欲不振を改善するのに役立ちます。
豚肉のビーフン
材料
- ビーフン…30g
- 豚肉(赤身もも又はヒレ)…150g
- 苦瓜(ゴーヤ)…30g
- パプリカ(赤・黄)…各15g
- 卵…1個
- 胡麻油…小さじ1
- 水・50cc

作り方
- 下ごしらえゴーヤは種とワタを取って薄切りにする。豚肉、パプリカも薄切りにする。
ビーフンは手で3cmくらいに折る。 - 手順1フライパンにごま油を入れて、豚肉・ゴーヤ・パプリカを炒め、しんなりしたらビーフンを入れえ、水50ccを加え蓋をして蒸し焼きにする。
- 手順2卵1個はフライパンで薄焼き卵を作り、飾り用に好きな型で抜く。残りは刻んで①に加える。
カツオフレークと野菜の甘酒寒天寄せ
材料
- カツオ(刺身)…100g
- オクラ…2本
- 甘酒(米麹のもの)…100cc
- 粉寒天…2g
- クコの実…4g
- ミニトマト…2個
- 星型人参…少々
- 水…200cc

作り方
- 下ごしらえカツオの刺身をフライパンで焼き、手でほぐしてフレークにする。
オクラは茹でて薄く切る。
薄く切り茹でた人参を星型に抜く。
ミニトマトは4等分に切る。
クコの実は水少々で戻し、細かく刻む。 - 手順1鍋に水と甘酒、寒天を入れて火にかけ、弱火でかき混ぜながら寒天を溶かす。軽く沸騰したら、下ごしらえした具材を全て入れて、好きな型に入れて冷蔵庫で冷やし固める。
- 手順2型から外すときれいです⭐︎
まとめ
今年の七夕の夜は、東京では残念ながら星空を見ることはできませんでした。
織姫と彦星は逢えたかな…と思いを馳せながら、食欲旺盛のおはぎを微笑ましくみていました😊
日本には四季があり、さまざまな季節の行事があり、一つ一つに伝えられる意味があるのですね。
季節の行事に薬膳を取り入れることで、意外なつながりがあったり、季節ごとの養生の意味がわかったりします。
ペットたちの健康を願ってこれからもレシピを考えていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
参考になるレシピなどありましたらとても嬉しいです♬
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