犬に栗を食べさせても大丈夫⁉︎【栗を使ったレシピ・栗は薬膳的な効能にも優れています】

今日は秋が旬の栗を使った愛犬のためのレシピを2品ご紹介します。

秋が旬の栗は、薬膳的な効能にもとても優れた食材なので、ぜひワンちゃんの食事にも取り入れてみてください！

栗と鮭の玄米リゾットは、栗・秋鮭・ちんげん菜・しめじ…と秋が旬の食材をたくさん詰め込みました。

栗とくるみのマフィンは米粉を使い、ココナッツオイルを少量入れて自然な甘みを大切にしました。

秋は美味しい食材がたくさんありますね。愛犬にもぜひ食べさせてあげましょう。

犬に栗を与えても大丈夫⁉︎栗を与えるメリットと注意点

栗は犬が食べても大丈夫です。犬に身体に良くない有毒成分は含まれていませんので安心して与えることができます。炭水化物・ビタミン・ミネラル・食物繊維など犬の健康維持に役立つ栄養成分が含まれています。

食欲が落ちているワンちゃんや高齢犬にも、エネルギー源になったり、疲労回復に効果があります。茹でた栗をトッピングしてあげると食欲が出るかもしれませんね。

カロリーが高めなので、与えすぎには注意して、ワンちゃんも一緒に味わってくださいね。

栗の薬膳的効能

• 胃腸の調子を良くする
• 筋肉を強化する
• 血の巡りを良くする
• 肌の調子を良くする
• 止血作用
• 咳を止める、痰を除く
• 脳を健康にする

犬に栗を与えるときの注意点

• 生の栗は食べさせない…生の栗は硬く、犬は消化ができません。また、丸い形をした栗は喉に詰まらせたり、消化管に詰まらせる可能性があり危険です。必ずやわらかく茹でて、細かく刻んだものを与えましょう。
• 栗の鬼皮と渋皮は取り除く…外側の鬼側は硬く、犬の胃腸を傷付ける可能性があり、渋皮は消化が悪いため食べさせてはいけません。
• 炭水化物が多く含まれているので与えすぎは肥満につながります。主食の摂取量を阻害しない程度に与えましょう。
• アレルギーに注意…栗はアレルギーを起こしにくい食材とされていますが、初めは必ず少量から与えるようにしましょう。
• 心臓や腎臓に問題があるワンちゃんには与えない…栗に含まれるカリウムは心臓、腎臓に持病のある場合は制限が必要な成分です。

犬の体重目安１日あたりの接種可能目安

★小型（体重2〜5kg）1個

★中型（体重5〜10kg）2個

★大型（体重10〜20kg）3個

栗の茹で方

1. 栗はよく洗い、たっぷりの水に浸して一晩つける
2. 鍋に水気を切った栗を入れ、かぶるくらいの水を入れて火にかける。沸騰したら塩を小さじ1〜2加え、中火で10分ほどコトコトしたら弱火にし40分じっくり茹でる
3. 茹で上がったら粗熱がとれるまでしばらくおく

栗と秋鮭の玄米リゾット

朝晩は冷え込むようになりました。秋は体が冷えないように温性の鮭を使い、栗・ちんげん菜・しめじと秋が旬の食材と一緒にリゾットにしました。旬の食材を取り入れて冬に向けて免疫力をつけましょう！

松の実は中国では不老長寿の種といわれています。滋養強壮作用が強く、胃腸の働きが弱い・皮膚が乾燥気味・乾いた咳が止まらない…などの症状のあるワンちゃんに効果的です。与える量には気をつけて少量を与えてください。

材料

作り方

栗とくるみの米粉マフィン

くるみはたんぱく質やビタミンEを多く含む栄養価の高い食材です。ただし、脂質も多く消化しづらいため少量を与えるようにし、与えすぎないように注意してください。

薬膳では、くるみは体を温める、脳を健康にする、咳を止める、便通を良くする…などの効能があります。

材料

作り方

まとめ

旬の栗を使ってワンちゃんも一緒に楽しめるレシピを考えました。

栗は茹でたり、皮を剥いたりと手間がかかりますが、やはり家で茹でた栗は美味しいですね！

栗とくるみのマフィンは、おはぎも喜んで食べましたが、家族にも好評ですぐに完売でした。リピートするレシピになりそうです。

今回のレシピでは、旬の栗を使い、薬膳の効能もちょっと足して、秋を元気に過ごせるように考えました。松の実やくるみなど、あまりワンちゃんのご飯には馴染みのない食材ですが、少量を加えることによりとても良い効果があります。与えすぎには気をつけてぜひ取り入れてみてください。

秋の味覚…まだまだたくさんありますね！ワンちゃんも一緒に味わえるレシピをまたご紹介したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

参考になるレシピなどありましたらとても嬉しいです🎵