三月三日はひな祭り。
健やかな成長を願う、春の節目の行事ですね。
雨水は、凍っていた雪が解け、草木が芽吹く準備を始める頃。
啓蟄は、眠っていた命が動き出す、春のはじまりを告げる節気です。
自然がゆるみ、巡り始めるこの時期は、私たちだけでなく、愛犬の体も少しずつ目覚めていくタイミング。
けれど実は春は、「巡り」が滞りやすい季節。
寒暖差や気圧の変化で、なんとなく元気がない、落ち着かない、そんな様子が見られることもあります。
だからこそひな祭りには、
やさしく巡りを整える薬膳の知恵を、愛犬のごはんにも。
雨水から啓蟄へ。
春へ向かう自然のリズムに寄り添いながら、
からだの内側からふんわり整える
「巡りを整えるやさしいひな祭り薬膳プレート」をご紹介します。

総カロリー:約370Kcal
啓蟄・雨水の薬膳ポイント
春は
✔️肝の季節
✔️気が上にのぼりやすい
✔️イライラ・目の疲れ・筋のこわばりが出やすい
ワンちゃんにも、ソワソワ・皮膚トラブル・目の充血・筋のこわばり…など出やすいです。
意識したいのは
✴︎肝血を養う・気を巡らせる・ほのかな酸味・緑の食材
三色の巡りごはん
🌸ひな祭りの三色ごはん…を薬膳を取り入れて🌸
ピンク:にんじんごはん→血を補い、脾を助ける
緑:菜の花(しっかり茹でて)→肝の気を整える・春の苦味
黒:ひじき→冬からの腎のサポートを継続
👉肝を整え、冬からの腎をつなぐ
材料
- やわらかめに炊いたご飯…120g
- ひじき(水で戻したもの)…5g
- にんじん…15g
- 菜の花…15g

作り方
- 手順1菜の花は茹でて水気をしぼり、細かくきざむ。
にんじんは茹でるか、ラップをして電子レンジで加熱し柔らかくする。すりこぎ棒でつぶす。
ひじきも細かく切る。 - 手順2ご飯を三等分し、それぞれ菜の花・にんじん・ひじきを混ぜる。

- 手順3丸の型などを使い、ごはんを菜の花・ひじき・にんじんの順に重ね、三食ごはんにする。
鶏むね団子
・鶏むねひき肉…気血を補う
・すりおろしれんこん…血の巡りを改善
・黒すりごま…腎の働きを高める
👉肝血を養い、春の筋トラブル予防
材料
- 鶏むねひき肉…100g
- れんこん…10g
- すりごま…少々

作り方
- 手順1れんこんはすりおろす。
- 手順2ボウルに全ての材料を入れて、よく混ぜる。
小さいお団子に丸める。
- 手順3鍋にたっぷりのお湯を沸かし、2〜3分茹でる。


いちごと豆腐の白和え
🍓いちごの酸味が肝の働きを整えてイライラを鎮め、血を補う。また豆腐・きなこは胃腸の調子を整え、腸に潤いを与える
👉春のやさしい酸味+潤い補給
材料
- いちご…2粒
- 豆腐…30g
- きなこ…小さじ1

作り方
- 手順1豆腐は茹でて水気を切り食べやすいように潰す。
- 手順2小さく切ったいちごと豆腐を混ぜ、きな粉をかける。
体重別分量早見表
今回のレシピは総カロリー約370Kcal(体重10〜12kg、成犬、活動量ふつう)1/2日分
※活動量・体質で調整してください
| 体重 | 総量目安 | 三色ごはん | 鶏団子 | 白和え | kcal目安 |
| 3kg | 約120g | 60g | 40g | 20g | 約180Kcal |
| 5kg | 約180g | 90g | 65g | 25g | 約250Kcal |
| 7kg | 約230g | 115g | 85g | 30g | 約310Kcal |
| 10kg | 約280g | 140g | 105g | 35g | 約370Kcal |
| 15kg | 約380g | 145g | 145g | 45g | 約500Kcal |
まとめ
雨水から啓蟄へ。
眠っていた命が目覚め、巡りが動きはじめる季節。
今回のひな祭りの薬膳プレートは、
そんな春の入り口で、やさしく巡りを整えるごはんでした。
そして次に迎えるのは春分。
昼と夜の長さが等しくなり、
陰と陽のバランスが整う、大きな節目のときです。
春は「肝」の働きが高まりやすい季節。
のびやかさが大切な一方で、
バランスを崩すと不安定さにもつながります。
だからこそ春分には、
巡りを促しながらも、
陰陽の調和をそっと支えるごはんを。
またその頃に、春のまんなかに寄り添う薬膳をご紹介できたら嬉しいです。
自然とともに、
愛犬のからだも、心も、しなやかに。
最後まで読んでいただきありがとうございます🎵

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