犬の手作りごはん🐾二十四節気で整える薬膳レシピ

〜愛犬と季節を感じて暮らす幸せを〜

大暑の犬薬膳プレート【夏の熱をやさしく逃がし、巡りと潤いを整える】

二十四節気の薬膳ごはん

照りつける太陽、青い空、朝顔やスイカが夏らしさを感じさせてくれる季節になりました。

二十四節気の「大暑」は、一年の中で最も暑さが厳しくなる頃です。私たちだけでなく、愛犬も暑さや湿気、そして冷房との気温差によって体に負担がかかりやすくなります。

だからといって、ただ体を冷やすだけではなく、体にこもった熱をやさしく逃がしながら、胃腸をいたわり、元気を保つことが夏を健やかに過ごすための大切な養生です。

今回ご紹介するのは、ラム肉でしっかり体力を支えながら、冬瓜やトマト、ゴーヤ、はと麦を合わせた、大暑にぴったりの薬膳プレートです。

夏の風物詩であるスイカや朝顔をモチーフにした小さな飾りも添えて、見た目にも涼やかな一皿に仕上げました。

季節を感じるごはんを囲みながら、今年の夏も愛犬と心地よく過ごしていただけたら嬉しいです。

二十四節気「大暑」とは

「大暑(たいしょ)」は一年で最も暑さが厳しくなる頃を表す二十四節気です。

強い日差しと高い気温が続き、人も犬も体力を消耗しやすくなります。一方で、室内ではエアコンを使用する時間が長くなり、屋外との大きな気温差によって体調を崩しやすい季節でもあります。

暑さだけを避けるのではなく、体の熱を上手に逃がしながら、胃腸を守り、夏を元気に過ごすことが大暑の養生のポイントです。

この時期の犬の体調

真夏は犬にとっても負担の大きい季節です。

特にこんな様子が見られることがあります。

  • 食欲が落ちる
  • 水分不足になりやすい
  • 呼吸が荒くなりやすい
  • 胃腸が疲れやすい
  • 冷房と外気温の差で体が冷える
  • 湿気でだるさを感じやすい

体の表面は暑くても、お腹は冷えていることも少なくありません。

だからこそ、「冷やしすぎず、熱をためこまない」食事を意識することが大切です。

大暑の薬膳ポイント

薬膳では、大暑は「暑邪(しょじゃ)」と「湿邪(しつじゃ)」の影響を受けやすい時期と考えます。

そのため、食材選びでは次の4つを意識します。

① 余分な熱をやさしく逃がす

熱が体にこもると、食欲不振やだるさにつながります。

トマトや冬瓜、ゴーヤなど、体の熱を穏やかに整える食材を取り入れましょう。

② 潤いを補う

暑さで失われやすい水分を補い、体の乾燥を防ぎます。

水分の多い野菜や消化のよい食材がおすすめです。

③ 湿気をためない

日本の夏は湿度も高く、体の水分代謝が乱れやすくなります。

はと麦など、水分の巡りを助ける食材を取り入れることで、体を軽やかに保つことができます。

④ 胃腸を守り、体力を維持する

暑さに負けないためには、体力を支えることも大切です。

消化に配慮しながら、良質なたんぱく質をしっかり取り入れましょう。

今回の食材と薬膳の考え方

🍽 今回の食材と薬膳の考え方

今回のテーマは、

「夏の熱をやさしく逃がし、巡りと潤いを整える薬膳プレート」です。

🐑 ラム肉(赤身)

良質なたんぱく質で体力を支え、夏バテしやすい時期の元気をサポートします。

🌾 はと麦

水分代謝を整え、湿気によるだるさや重さをやわらげます。

🌾きび

消化吸収を担う胃腸(脾)の働きを整え、体にエネルギー(気)を補います。

🍅 トマト

体の熱を穏やかに整え、暑さで失われやすい潤いを補います。

🎃 冬瓜

水分が豊富で、体にこもった熱をやさしく逃がしながら、夏の水分補給にも役立つ食材です。

🌿 ゴーヤ

夏を代表する食材。ほどよい苦味が余分な熱を整え、食欲が落ちやすい季節にもおすすめです。

🥚 うずら卵

良質なたんぱく質を補い、栄養バランスを整えます。

🤎 シナモン(ごく少量)

ほんの少し香りを添えることで、冷房などで冷えやすい胃腸への配慮として取り入れました。

🍉 スイカ(冬瓜・トマト・黒ごま)

夏の風物詩であるスイカをイメージした飾りです。

冬瓜とトマトを使うことで、大暑におすすめの薬膳食材を楽しく取り入れました。

🌸 朝顔(紫芋・カッテージチーズ)

夏の朝に咲く朝顔をイメージしました。

紫芋のやさしい甘みとカッテージチーズのまろやかさが彩りを添え、季節感あふれる一品になっています。

大暑の薬膳プレート〜レシピ〜

ラム肉と夏野菜の薬膳煮込み

材料

  • ラム肉(赤身)…120g
  • はと麦(茹で)…40g
  • 冬瓜…40g
  • トマト…20g
  • ゴーヤ…20g
  • パプリカ(黄)…20g
  • うずらの卵…1個
  • シナモン…ほんのひとつまみ

作り方

ラム肉と夏野菜の煮込み(約309kcal)
  • 下ごしらえ
    はと麦は水に2〜3時間つけてから茹でる(15分くらい)
    きびは水でさっと洗い6分くらい茹で茶漉しなどにあげる。
    うずらの卵も茹でておく。
  • 手順1
    ラム肉は1cm角、野菜は5mm角に切る。
  • 手順2
    フライパンにオリーブオイルを引いて温め、ラム肉を炒める。肉の色が変わったら野菜を加えて更に炒める。火が通ったら水100ccを加えて煮詰める。
  • 手順3
    水が少なくなったら、はと麦ときびを入れて最後にシナモンを加える。
    盛りつけたら茹でたうずらの卵を飾る。

スイカの飾り(冬瓜とトマトと黒ゴマ)…約15kcal

材料

  • 冬瓜…30g
  • トマト…15g
  • 黒ゴマ…少々

作り方

  1. 冬瓜を三角に切り(厚みは1cmくらい)柔らかく茹でる。
  2. トマトを薄くスライスして三角形に切りスイカの果肉にする。
  3. 黒ゴマをスイカの種のようにのせる。

朝顔の飾り(紫芋を使って)

材料

  • 紫芋…30g
  • カッテージチーズ…10g
  • きゅうり…少々

作り方

  1. 紫芋は柔らかくして潰す。(今回は紫芋フレークを使いました)
  2. 紫芋を丸く整形し真ん中に星型で抜いたカッテージチーズをのせる。
  3. きゅうりで葉っぱを作る。

まとめ

一年で最も暑さが厳しい「大暑」は、体力を消耗しやすく、暑さと冷房による寒暖差で体のバランスを崩しやすい季節です。

今回ご紹介した薬膳プレートは、ラム肉で元気を支えながら、冬瓜やトマト、ゴーヤ、はと麦などの季節の食材を取り入れ、体にこもった熱をやさしく逃がし、潤いと巡りを整えることを意識しました。

薬膳は特別なことではなく、その季節に合った食材を少し意識して取り入れることから始められる、暮らしに寄り添う知恵です。

季節の移ろいを感じながら愛犬の体調に目を向け、その時々に合った食事を楽しむ時間が、毎日をより豊かなものにしてくれます。

そして次に訪れる二十四節気は「立秋(りっしゅう)」。

暦の上では秋を迎えますが、実際にはまだ厳しい暑さが続く頃です。

夏の疲れが少しずつ表れ始めるこの時期は、頑張ってきた体をやさしくいたわり、秋へ向けて整えていく大切な節目でもあります。

次回は、**夏の疲れを癒やし、実りの秋へと健やかにつなぐ「立秋の犬の薬膳プレート」**をご紹介します。

愛犬と一緒に、季節の恵みを楽しみながら、二十四節気を巡る食養生を続けていきましょう。

最後まで読んでくださりありがとうございます🎵

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